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インプラント成功のための精密検査

インプラントの際の精密検査について

どんな手術をする際でも、前もって準備することは大切です。
インプラント手術のまではどのような準備をすればよいのでしょうか。
インプラント手術を成功させるためには手術前にシミュレーションを行うことが大切になってきます。
インプラントの角度やインプラントの埋入する位置など、必ず確認しておく必要があります。
シミュレーションを的確に再現する「サージカルガイド」というマウスピースもあります。今回はインプラント手術を成功させるために大切な手術前の精密検査について詳しくご紹介いたします。西尾市でインプラント治療をお考えの方は小沢歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。

【インプラント手術前の4つの精密検査】

1 レントゲン検査

レントゲン検査では、実際に見ることができない骨の厚みや高さ、位置などを確認します。あごの骨は、インプラント本体を埋め込むための土台になるため、あごの骨の状態を確認することは非常に大切です。
もし、インプラント本体を埋入するための骨が足りないと判断された場合には、あごの骨を増やす治療や骨再生治療を行う必要があります。

2 CT検査

CT検査は精密なインプラント手術を行うためには必要不可欠で、レントゲン検査が平面で画像を診断できるのに対し、3次元的に立体的な画像を確認できます。血管や神経の位置をよけるため同時に骨の密度や骨量を把握しインプラントの埋め込む位置を決定します。
また、現代の技術では3D技術が進歩しているためシミュレーションソフトがあり、実際にインプラントを埋め込む位置や角度を事前に決めることができます。
歯科用にCT検査で使用される機会は、医科で使用されるCTと比べて体に害を加える要素が少ないものを使われております。
また、立体的な画像を見ながら患者さまに分かりやすくご説明ができるため、安心してインプラント治療を受けていただけます。

3 口腔内検査

口腔内検査では、インプラントを埋入する部分は勿論、お口の中の健康状態を確認します。
インプラント手術を行ったとしても虫歯や歯周病があるとインプラントに悪影響があるため、手術を行う前に治療をする必要があります。
むし歯や歯周病は細菌による感染なので、治療をしないままインプラント手術をすると、細菌感染のリスクが高まります。
また、歯周病をそのままにしておくと、歯周病に似た「インプラント周囲炎」を引き起こすリスクが高まり、インプラントがグラグラするなどの問題につながってしまう可能性があります。
インプラントをする上で、またはインプラントをした後でもリスクを回避するために、口腔内検査でお口の中に問題がないか調べます。

4 血液検査

血液検査は全身疾患の有無を確認します。
高血圧症や糖尿病などはインプラント治療のリスクになります。
糖尿病はインプラント手術の天敵です。糖尿病による免疫力の低下による感染症の心配があります。傷の治りにも影響するため、全身の状態も確認して、問題ない状態になってからインプラント手術を行います。

【インプラント手術を精密に行うためのサージカルガイド】

サージカルガイドとは、インプラント手術をより精密に行うために使用する手術用マウスピース装置です。シミュレーションで決めた埋入位置や角度を再現してドリルを固定する位置が決められているので、歯肉を大きく切り開く必要がありません。
また、インプラント手術の制度を上げることができ、位置や角度のずれをほとんどなくすことができます。これは安全性にも直結するため大切な装置になります。

サージカルガイドを使用するインプラント手術の4つの特徴

神経の損傷を防げる

インプラントを安全に行うために、神経や血管の位置を2ミリ以上離して埋入します。的確にインプラント位置を決めることで、神経や血管を避けてインプラントを埋入できます。

手術時間の短縮

その精密さゆえに、歯茎の切開を最小限に抑えることができます。また無駄に骨を削ることをなくすことができ、手術時間にも影響します。そのため、患者さまの負担を軽減することができます。
一般的なインプラントの手術よりも2倍ほど手術時間が短縮することもあります。

手術後の痛みを軽減

歯科のインプラントは手術の際は、大きく歯茎を切り開いて剥離し、骨の状態を目で見て確認しながら行うことが一般的です。
しかし、インプラントのシュミュレーションの精度が上がったことや、サージカルガイドを使用することで、歯茎の切開を最小限に抑える方法も行えるようになってきました。
歯茎の切開を最小限に抑えることで痛み・腫れ・出血を軽減することができます。

経験豊富な歯科医師が担当

サージカルガイドは多くの症例がある治療法ですが、どの歯科医師でも行える治療ではありません。
事前のシュミュレーション設備や経験や知識などが必要なため、サージカルガイドを使用した治療を行える歯科医師は限られています。

【まとめ】

歯とデンタルミラー

インプラント治療は、外科手術が必要な治療のため、事前にしっかりとした検査や準備が必要です。また、精密な検査や準備は術後の負担や手術時間にも影響します。
当院では患者さまの不安を少しでもなくすためにカウンセリングも行っております。西尾市でインプラントをお考えの方は小沢歯科クリニックにご相談ください。

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